危険なキミの溺愛
まぁ、ある意味告白のような…。



ううん、まさかそんな!



ひとり頭の中で突っ込んでいると、湊がフッと鼻で笑った。



「そんな俺限定みたいな。シンの方がいいんだろ?」



「ごめんなさい…さっきは、その…気持ちを悟られたくなくてシンの方がいいって口走っただけ。湊のこと…最初は苦手って思ってたけど…今は…そうじゃないよ」



「キスマークつけられたの知って、この世の終わりみたいな顔してたのによく言うよな」



えええっ!!



私っ、そんな顔してたの?



「それは本当に困ったからだよ…だって、覚えてないし…湊とハグとか…え、と…キスもしたのかな…とか、いっぱい考えちゃって」



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