冷酷王子は子リス姫を愛でる
リオとルイには今から話すと言い、俺は部屋を後にした。



そのままキャシーの眠るベッドへ。



まだ目を開けないキャシーの横に椅子を置き、そこに座ってうとうとと…。



「アンドリュー様、アンドリュー様‼︎」



寝ていたと気づいた時にはキャシーが俺の手を握っていた。



起きて大丈夫なのか?



「赤ちゃんは?」

「子ども部屋でジョアンが見ている。とても可愛らしかった」

「ジョアンもずっと私に着いていてくれたから疲れているはずです。連れてきてくれませんか?」

「お前は休めと女医が言っていたぞ?」

「大丈夫‼︎眠ったら疲れなんか吹き飛んでしまったから‼︎なにより、早く会いたいのです…」



ベビーベッドはこの部屋にも置いてある。



キャシーはあまり動かさない方がいいと言われているので、息子を連れに子ども部屋へ向かった。



「僕の弟ではないの?」

「ルイ様は叔父さんになったのです。フィンリューク様は甥っ子なのですよ」

「僕、お髭生えちゃうの…?」



ルイがジョアンに抱かれるフィンリュークを興味深そうに見ていた。



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