冷酷王子は子リス姫を愛でる
泣き出すまで飽きずに見ていた我が子をメイドとジョアンに託し、俺は父の元へ。
大事な話とはなんだ?
またどこかへ行けと言われるのではないだろうか…。
今生まれたばかりの息子と離れるのは耐えがたいのだが。
「陛下、失礼いたします」
「座ってくれ」
父が座るソファーの向かいに座る。
メイドがお茶を出し、一礼して部屋から出て行った。
「アンドリュー、お前に国を任せる」
「えっ?」
「私はもう、引退する」
「何を急に…」
「急ではない。数々の無理難題をお前に任せてきた。私ではできなかったかもしれないことも、お前はやってのける。私の跡を継ぐのは、アンドリューしかいないとも思っている」
急な話に、頭がついていかない。
俺が国王になるのか…?
まだまだ先だと思っていたのに。
「孫が生まれ、やっと決心がついた。この国を、この大陸を…この世界を、お前に任せる。これは国王として最後の命令だ」
「…………仰せのままに」
「細かいことはこれから話し合おう。私もちゃんと父になりたいのだ。アンドリュー、私はお前をちゃんと導くことができただろうか」
「それはこれから見守っていてもらえればわかりますよ、父上」
俺は、国王になる。
大事な話とはなんだ?
またどこかへ行けと言われるのではないだろうか…。
今生まれたばかりの息子と離れるのは耐えがたいのだが。
「陛下、失礼いたします」
「座ってくれ」
父が座るソファーの向かいに座る。
メイドがお茶を出し、一礼して部屋から出て行った。
「アンドリュー、お前に国を任せる」
「えっ?」
「私はもう、引退する」
「何を急に…」
「急ではない。数々の無理難題をお前に任せてきた。私ではできなかったかもしれないことも、お前はやってのける。私の跡を継ぐのは、アンドリューしかいないとも思っている」
急な話に、頭がついていかない。
俺が国王になるのか…?
まだまだ先だと思っていたのに。
「孫が生まれ、やっと決心がついた。この国を、この大陸を…この世界を、お前に任せる。これは国王として最後の命令だ」
「…………仰せのままに」
「細かいことはこれから話し合おう。私もちゃんと父になりたいのだ。アンドリュー、私はお前をちゃんと導くことができただろうか」
「それはこれから見守っていてもらえればわかりますよ、父上」
俺は、国王になる。