いつの間にか…(短編)
━━━━━━放課後


今は琴音がどうしてもって言うからこんなテンションだし家に帰りたかったけど近くのファミレスにいる


琴音「ねぇ、かえちゃん、龍くんのこと好きでしょ」


「ブフォッ」


琴音「わぁぁぁ、かえちゃん!!」


「何を言い出すのかと思ったら、そんなわけないでしょ!」


琴音「あれ〜?違った〜?だってかえちゃんさ、龍くんが昨日告白されたって言われてからおかしいんだよ?」


確かにあの時は謎に動揺しまくったしテンション下がったりほっとしたり忙しかったけど…


琴音「かえちゃんさ、龍くんに告白されたさって言われて、どんな気持ちになった?いつもみたいに言い返してはいたみたいだけど、実際のところどんな気持ちだった?」


「どんな気持ちって言われても……謎にすっごく動揺したし、ドキドキしたし、ガッカリしたし、ほっとしたし……なんか色々忙しかった…けど… 」


琴音「それだよかえちゃん!!」


「え…?」


それだよ…?


「どういうこと…?」

琴音「龍くんに告白されたさって報告を受けて、凄く動揺したり、ドキドキしたり、ガッカリしたり、ほっとしたりするのは龍くんの事が好きだからだよ!」
< 8 / 24 >

この作品をシェア

pagetop