見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
だから、私が言ったことも、実は千之さんの胸の内に収められていて、調べると言ってくれたことも何もしないまま素通りしてしまっているのではないのか。
私が望む相手では自分が気に入らず、黙って反故にしようとしているのでは……と少し疑う気持ちも湧いてしまった。
(ううん、彼に限って)
そういうことは絶対にない、と思って打ち消す。
けれど、モヤモヤは増すばかりで、一刻も早く人事が決まって欲しい…と頭の中で願っていた。
十二日を過ぎても人事異動は一向に発表されない。
毎年これくらいの時期には発表があってもいい筈なのにね…と、周りも段々やきもきしてくる。
そんな日の午後、千之さんからラインが入った。
呑気に『山登りの用意ができたぞー』という文字で、ガクッ…と気が抜けてしまう。
『琴音の分もちゃんと用意したからな。明日、退勤したら俺のマンションで集合な』
すっかりサークルか何かの集まりの様な雰囲気。
彼にとっては人事よりも趣味の方が大事そうで、既読にはしたものの、呆れて開いた口が塞がらなかった。
私が望む相手では自分が気に入らず、黙って反故にしようとしているのでは……と少し疑う気持ちも湧いてしまった。
(ううん、彼に限って)
そういうことは絶対にない、と思って打ち消す。
けれど、モヤモヤは増すばかりで、一刻も早く人事が決まって欲しい…と頭の中で願っていた。
十二日を過ぎても人事異動は一向に発表されない。
毎年これくらいの時期には発表があってもいい筈なのにね…と、周りも段々やきもきしてくる。
そんな日の午後、千之さんからラインが入った。
呑気に『山登りの用意ができたぞー』という文字で、ガクッ…と気が抜けてしまう。
『琴音の分もちゃんと用意したからな。明日、退勤したら俺のマンションで集合な』
すっかりサークルか何かの集まりの様な雰囲気。
彼にとっては人事よりも趣味の方が大事そうで、既読にはしたものの、呆れて開いた口が塞がらなかった。