見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
吹き飛んでいた敬語を復活させたのは、仕事上の上司として割り切って答えて欲しいと思ったから。
キッとした顔つきの私を見つめる彼は、立場が入れ替わったようにキョトンとして、「ああ」と言ったきり黙って言葉を待ってくれる。
その顔を見つめながら一番言いたいことを整理する。
頭の中には二人の顔が浮かんできたけれど、それでもやはり、彼女のことが気になる…と意思を固めた。
「千之さんは、葉山さんとお知り合いですか?」
社内だけではなく、社外も含むつもりで目線を向け直す。
彼は、「は?」と声を発すると瞬きをして、「葉山?」と不思議そうに語尾を上げて訊き返してきた。
「それは誰だ?」
呆気に取られるような質問をされ、私の方が目が点になる。
「…あの、葉山さんですよ。私と同じ部署に配属されることになった、経理部の葉山理沙さん」
人事異動の報告書、見てるよね?と思わず確認したくなる。
ひょっとしてこれも演技か何か?と疑い半分で見つめ返すと彼は目線を上に向け、「ああ」と思い出したように囁いて下げた。
キッとした顔つきの私を見つめる彼は、立場が入れ替わったようにキョトンとして、「ああ」と言ったきり黙って言葉を待ってくれる。
その顔を見つめながら一番言いたいことを整理する。
頭の中には二人の顔が浮かんできたけれど、それでもやはり、彼女のことが気になる…と意思を固めた。
「千之さんは、葉山さんとお知り合いですか?」
社内だけではなく、社外も含むつもりで目線を向け直す。
彼は、「は?」と声を発すると瞬きをして、「葉山?」と不思議そうに語尾を上げて訊き返してきた。
「それは誰だ?」
呆気に取られるような質問をされ、私の方が目が点になる。
「…あの、葉山さんですよ。私と同じ部署に配属されることになった、経理部の葉山理沙さん」
人事異動の報告書、見てるよね?と思わず確認したくなる。
ひょっとしてこれも演技か何か?と疑い半分で見つめ返すと彼は目線を上に向け、「ああ」と思い出したように囁いて下げた。