見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
他にもエアーズロックとか、ナイアガラの滝とかって意見もあったと言う。


「流石に海外はな…」


行けても韓国とか台湾止まりだな…と呟く俺は、テーブルの上に置いてあるリーフレットを眺め、その一枚に目が止まり、(そうだ、この場所なら…)と閃いた。



「琴音」


振り向いた俺を、彼女はキョトンとした眼差しで見返してくる。
それにこっそりほくそ笑み、テーブルの上を指差してこう提案した。



「兄嫁に相談してみれば?」

「え?」

「こういう時は一人で悩むよりも二人で考えた方がいいだろ?」


退職したとは言え、相手は経験者なんだから…と助言すると、彼女はぱぁっと顔を明るくさせて。


「そうね」


二つ返事で、「そうする!」とはりきって出かけて行った。
それもまた、俺の秘策の一つだとは気付かずに___。



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