見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
琴音は途中で何度も立ち止まり、涙を拭っては皆にお礼を言い返して頭を下げていた。
男性社員はそんな彼女の姿を悔しそうな表情を浮かべて見送り、その様子を見ながら俺は多少の優越感に浸って階段を下りていった……。
一番下まで行った時、俺達の視界には琴音の同期でもある辻珠紀と、同じ部署で働く葉山と大隅の姿が映っていた。
「神野ちゃん、おめでとう!」
辻はぎゅっと琴音を抱きしめてお祝いを述べ、それに続くように葉山がお祝いを言った。
「お二人ともおめでとうございます。これからのご多幸を願っております」
手を握りながら琴音の涙を拭い、それに頭を下げながら彼女もお礼を言い返していた。
俺の目がもう一人に向けられると、呆然としていた大隅はハッとして、慌てたようにお祝いを述べた。
「お、おめでとうございます…」
此処でまさか先輩の挙式が開かれるとは思ってもいなかったのだろう。
約束通り、彼女には何が行われるのかを知らせずにいてくれたんだな…と辻に目を向け、ニコッと微笑みを返す彼女に一瞥してから大隅を見遣った。
男性社員はそんな彼女の姿を悔しそうな表情を浮かべて見送り、その様子を見ながら俺は多少の優越感に浸って階段を下りていった……。
一番下まで行った時、俺達の視界には琴音の同期でもある辻珠紀と、同じ部署で働く葉山と大隅の姿が映っていた。
「神野ちゃん、おめでとう!」
辻はぎゅっと琴音を抱きしめてお祝いを述べ、それに続くように葉山がお祝いを言った。
「お二人ともおめでとうございます。これからのご多幸を願っております」
手を握りながら琴音の涙を拭い、それに頭を下げながら彼女もお礼を言い返していた。
俺の目がもう一人に向けられると、呆然としていた大隅はハッとして、慌てたようにお祝いを述べた。
「お、おめでとうございます…」
此処でまさか先輩の挙式が開かれるとは思ってもいなかったのだろう。
約束通り、彼女には何が行われるのかを知らせずにいてくれたんだな…と辻に目を向け、ニコッと微笑みを返す彼女に一瞥してから大隅を見遣った。