メリークリスマス!
本当はクリスマスのディナーに行こうと匡祐は千晃を誘っていた。でも千晃がどうしても家でクリスマスを過ごしたいといって聞かなかった。
千晃の負担を減らそうと考えていた匡祐も千晃の想いに負けて家でのクリスマスを過ごすことにしたのだった。

「これは・・・すごいな」
匡祐は自分の好物やクリスマスらしいチキンやケーキも並べられている机の端から端までを真剣に見た。
「早く食べよ?」
「あぁ。」


匡祐がスーツから着替えると二人は千晃の作ったディナーを食べ始めた。

「うまい!」
日に日に千晃の料理の腕が上がっていることをうれしく思いながら匡祐は幸せを実感していた。
「これもうまい!」
「よかった」
匡祐がいつも自分の作った料理をおいしいと食べてくれることに千晃は大きな喜びを感じている。
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