メリークリスマス!
「もっと早くできたらよかったんだけどな。」
「仕方ないよ。今年はイルミネーション、何か所も担当したじゃない。」
「まぁな。」
司はこの冬各地の冬のイベントに引っ張りだこだった。

いよいよクリスマス本番になり、やっと手が空いた司。でもクリスマスが終われば今度は正月のイベントを掛け持ちしていた。
「あんまり無理しないでね?」
「大丈夫だよ。それに少しくらい今のうちに無理しておきたいんだ。」
「?」
「この子が生まれたらしばらく仕事、休もうと思う。」
初めて聞く話に桃が司を見つめた。司は桃のお腹に触れた。

「子供が生まれたらきっと俺、離れられないだろうし。それに出産後はしばらく安静にしたほうがいいって言うだろ?だから、俺が仕事休んで桃をサポートできたらいいなって思ってるんだ。ダメかな?」
「・・・助かる。」
「よかった。」
桃は妊娠後期に入っていた。
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