オシャレって怖い?〜魔法使いと冒険へ!〜
目の前が、真っ白になった。



目を開けると、現代に戻ってきていた。先生のあたしの秘密の部屋だ。現代のこの空気が懐かしい。

「先生、いろいろ見せてくれてありがと。でもやっぱりオシャレは捨てられないよ。先生に可愛いって思われたい」

あたしは先生の腕を掴み、上目遣いで見上げる。先生は頰を赤く染め、考え始めた。よし、あと少しで落とせる!!

その刹那、あたしの体がグラリと揺れた。そして目の前に先生の顔。あたしは先生にソファに押し倒されていた。

「……可愛くなりたい、ね」

先生はそう呟き、あたしの制服をめくる。えっ!?何するつもり!?胸が高鳴って、でも触れてほしいなんて……。

期待したあたしが馬鹿でした。先生は折り曲げたあたしのスカートを伸ばし始める。あたしが抵抗しようとすると、激しいキスで動きを封じられた。

「んっ……ふぁっ……」

メイクは落とされ、スカートを伸ばされ、あたしは先生を睨む。せっかく可愛くしてたのに!

でも、文句を言う前に先生が優しくキスして言った。
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