王子系幼なじみと、溺愛婚約しました。



恥ずかしくて顔を見れない。
下を向いたままでいると、芭瑠くんが下から覗き込むように顔を見てくる。


「……ほんとにもらっていーの?」

「い、いいよ……っ」


「やっぱりなしとか言われても途中で止まれる自信ないよ?」

「うん…」


心配そうに何度も聞いてくれるのは、わたしのペースに合わせたいと思ってくれているからだろうし、怖がるかもしれないから。


「芭瑠くんなら、優しくしてくれると思ってるから」


「っ、……余裕ないのに、そんな可愛いこと言うとかずるすぎ」


ふわっと抱き上げられて、
ベッドに優しく下ろされた。


そのまま身体をゆっくり押し倒されて、
ベッドに沈み込む。


「……ほんと逃げるなら今のうちだよ?」

「大丈夫だよ…?」


「優しくしたいけど……余裕なさすぎて無理かも」


言葉どおり、いつもより強引なキスが落ちてくる。

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