好きだとか、嫌いだとか。
そうりゅう君が言って、ちぃ君とりゅう君もカーテンの中に入り、その後すぐに次の患者さんが入ってきた。




小さい頃から病院にお世話になってるけど、ほんっと病院が嫌い!



だって、痛いことしかされないし、苦痛すぎ!






そして、いろいろ点滴の準備をしてりゅう君が戻ってきた。




「よしっ!梨乃ちゃん。刺すよ?」



「ちょっ、りゅう君辞めて!!」



「大丈夫!梨乃ちゃん、落ち着けってwww」


「梨乃ちゃん。大丈夫。僕の手握っていいから。違う方向、向いていよ?」



私はちぃ君の言うようにした。


「いったァァァァァァ」




イナズマが走ったかのように痛い。













「それじゃあお大事になさってください!」



カーテンの奥にいる、ひなにぃのそんな声が聞こえる。


どうやら、もうこの部屋には私とひなにぃとちぃ君とりゅう君しか居ないらしい。。。



ーガラッー


勢いよく開けられるカーテン。

その先には笑った顔のひなにぃがいた。



「おいww梨乃叫びすぎw患者さん笑ってたぞww相変わらずだなw」



「だって痛かったからw」



「元気そうでなによりだよ。梨乃ちゃん。」



「ほんっと、毎回注射のたびに叫ぶよなw病院嫌いもなんとかならないかな?wまあ、梨乃らしいけどw」



「ところで、、さ?私もしかして入院?」



「あぁ。当たり前。そんな状態で返したら、むちゃして悪化する。朝より上がってるんだろ?」



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