君は同期で幼馴染で××で
そう言って、陸は美希と舞に向き直った。
「美希ちゃん、舞ちゃん。たまの女子会以外は、僕も誘ってね」
にっこり微笑む陸に、2人とも一層頬を赤らめた。
「も、もちろんだよ。ね、舞」
「う、うん。恩田君にも声をかけるね」
「ありがとう」
陸は自分の笑顔の破壊力を知っているのだろうか?長年見慣れた私にしたら、仔犬みたいな可愛いやつって思うぐらいだけど、免疫のない人からすれば、ドキドキしちゃうと思う。
それぐらい、陸の容姿は際立っていたから。
高校生になって、見た目だけは少しずつ大人びてきた陸は、ますます女の子にモテていた。中には、学校中でも人気の高い可愛い子まで、陸に告白したようだ。そんな噂は、光の速さで知れ渡る。
でも陸は、その子はもちろん、誰の告白にもOKをしなかった。
なんでだろう……と思ったものの、私が口出すことじゃないと、その疑問を口にすることはなかった。
「美希ちゃん、舞ちゃん。たまの女子会以外は、僕も誘ってね」
にっこり微笑む陸に、2人とも一層頬を赤らめた。
「も、もちろんだよ。ね、舞」
「う、うん。恩田君にも声をかけるね」
「ありがとう」
陸は自分の笑顔の破壊力を知っているのだろうか?長年見慣れた私にしたら、仔犬みたいな可愛いやつって思うぐらいだけど、免疫のない人からすれば、ドキドキしちゃうと思う。
それぐらい、陸の容姿は際立っていたから。
高校生になって、見た目だけは少しずつ大人びてきた陸は、ますます女の子にモテていた。中には、学校中でも人気の高い可愛い子まで、陸に告白したようだ。そんな噂は、光の速さで知れ渡る。
でも陸は、その子はもちろん、誰の告白にもOKをしなかった。
なんでだろう……と思ったものの、私が口出すことじゃないと、その疑問を口にすることはなかった。