極上御曹司はウブな彼女を独占愛で堕としたい
後から流星さんがあの高槻コーポレーションの跡取りで私など足元にも及ばない大富豪だと知り恐れ慄いた。
そんなことは気にしなくていいと笑った流星さんは私の望みをすぐに叶えてくれた。
流星さんの家に居候の身なれど家政婦という仕事を与えられ生活費意外にきちんとお給料も頂ける。
あくまで雇い主と使用人の間柄で必要以上の馴れ合いも無いけれど、私は寂しさを感じることなく前向きに毎日元気で過ごしてる。
兄も両親も安心してくれてるだろうか。
こんなすごい人と知り合いだったなんてただのサラリーマンだった兄の交友関係が不思議だった。
どういう経緯で私のことを頼んだのかわからないけど、流星さんを遣わしてくれた兄には感謝感謝だ。
私に居場所をくれた流星さんにも感謝してもしきれない。だから私は毎日流星さんの為に心を込めてお世話させてもらってる。

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