★【純愛DAYS〜最終話☆光里と誠実〜】
みんながいる前だと話づらくなった、
この冬…



放課後、



『光里♪ ○○高校受験なんだって?』

『えっ…何でそれ知ってるの?』

『いや…耳に挟んだから。』

『そう…。そうなの…
○○高校受けるの…。
日向くんは…?』




目を大きく見開いてビックリしていた光里。



『いや、実は俺もなんだ。同じなんだな。
頑張ろうな…』

『うん♪ 頑張ろうね』



お互いを讃えるように、
励ますようになっていたんだよなぁ。





私立高校受験が終わった2月13日の昼休みだった……





教室の外に出る光里たちが、
大声で騒いでいたのを聞いてしまった




『うん♪ じゃあ、放課後に番長ん家だね♪』

『光里♪ 渡さなきゃねー♪』

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