★【純愛DAYS〜最終話☆光里と誠実〜】
『イヤー…。どうしたらいいか分からない…』

『待ってるよー♪ ○○くんが♪』

『待ってよー♪ 聞こえちゃうじゃん!』



光里が…照れてる⁈

誰に渡すんだ?


赤面しながら入ってくる光里から目を離せなかったな…




バレンタインデーだよな…
ちょっとした淡い期待を持つ俺。





言っていた通り、
光里たち数人は番長ん家へ入って行く、放課後。



手には何か買ったような感じが見て取れるだけに、何故かこっちがドキドキしてしまう。





家に帰ると、
勉強する気にもなれずに考えてしまった。



光里に渡されたら…言うことなく、
本望だなぁ。





翌朝…


バレンタインデーだよな…

朝から教室にいた男子は浮かれ気味だった。
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