極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な愛し方
「でもさお姉ちゃん、つい最近もメールしたんだよ。それなのになんで何も教えてくれなかったのかな」
「それはサプライズしたかったからじゃない?」
「もうお姉ちゃんがバラしちゃってるじゃん」
「あはは、ほんとだね」
仲良くはしゃいでいたら、ピンポーンとチャイムが鳴って、お姉ちゃんがインターホンの画面を見ると「紗知、ナツ君来たよ!」ってウキウキした声で教えてくれた。
「もうサプライズ、バレてるのにな」
スキップで玄関へと走った。
どうしよう、どきどきしてきた。
高校生にしては小柄なナツ君だけど、きっととっくに160センチは越えちゃってるはず。
となると10cmくらいは目線が高いってことだよね。ちょっと男の子として意識してしまいそう。
やだな~緊張してきた。
久しぶりの再会にわくわく、どきどきを隠せないまま玄関を開けた。
「ナツ君、ひさしぶ──」
「紗知、会いたかったよ」
挨拶する時間ももらえずに、ぎゅーっと抱きしめられてしまった。
「ん……?」
とりあえず顔だけでも確認させて? あなたはほんとにナツ君ですか?