極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な愛し方

でもよかった、スマホは割れてない。
閃いたときにいつでも描けるようアプリを入れてるから、これがダメになったら困る。




でも、安心するには早すぎた。
大切な鍵、ノートを開けるためのあの鍵がない……。



とたんに動悸が早くなって、人目も気にせず屈んで辺りを見渡すと、自販機と壁の隙間に光るものがあった。



よりによってあんな奥まったところにいっちゃうなんて……。



ためらわずにその隙間に手を伸ばした。でも悲しいことに全然届きそうにない。



なんか引っ張り出せるもの……役に立ちそうなものはないかなと、振り返ったときだった。

< 3 / 46 >

この作品をシェア

pagetop