極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛
「掴まって、歩ける?」
「うん、なんとか」
そう言いながら、深く息を吐いて腰に抱きついてきた。たぶん下は水着。体温が直で伝わってくる。
肩を支えてとりあえず近くの控え室に連れてった。暖房は効いてるし、毛布くらいならあるはず。
「これから撮影だろ? やっぱマネージャーさんに言わないと」
彼女をソファに座らせて部屋を出ようとしたのに、首に絡めた手をどけてくれない。
「一佳君、息が苦しいの」
そう言いながらバスローブの腰ひも外す。その下にはかなり際どい水着が。
体調についてコメントすべきだったんだろうけど、驚いて本音が出た。
「まだこんなん着せられてんの? ちゃんと仕事選んでる?」
この子レベルなら別に着なくてもいいようなやつ。他のグラビアアイドルの仕事がなくなる……正直そう思ってしまった。
でも彼女はそれを別の意味でとらえたみたいだった。
「ありがとう、優しいんだね。でもいいの、最初に一佳君に見てもらえたから」
上目遣いで首を引き寄せられて、彼女の顔が近づく。
「ダイエット頑張ったんだよ。でも胸も小さくなったかも」
そう言いながら少し恥じらって目をそらす。
「もしかして誘ってる?」
「やだな、そんなの、はしたない女の子みたいじゃん。でも……」
至近距離でみつめられた。