極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛

好きだけじゃいけないの?


 

「最近肌も髪もコンディションめちゃくちゃいいね、なんか特別なことしてる?」


「いや、たぶんそれは──」


モデルの現場でヘアメイクさんに言われて「それは大好きな子と両想いになれたからだと思います」って言いそうになった。
にやけそうになるのも、ぐっと我慢。



女子からのアプローチもなぜか前より多くなってきた。普通に隣にくっついて来られるし、告白されるし。
まぁ興味ないから一刀両断すんだけど。



麻凛と仲直りしたみたいで真於も調子が良さそう。二人に説教したのがきっかけで誤解がとけたんならよかったよ。



「で、初めての両想いはどうよ?」


真於がにやけて聞いてきた。


「それが前より可愛すぎて……どーしたらいいかわかんねー」


ほんと、好きすぎてつらい。


「それ本人に相談すれば?」


「……そんな恥ずかしいことできるかよ」


「そういうこと言えるようになったらもっと彼女のこと夢中にできるかもよ」


「そんなことあんの?」



いや、笑われてるから嘘だな。
だけどもう恋人同士なんだから、遠慮はしなくていいんだ。
それなら得意かも。


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