極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛
だからうちに泊まることになってもどこかギクシャクしたまま。
こっちも不自然だけど、紗知も完全に俺を避けてる。
試写が終わったら、ちゃんとお洒落なとこでもう一度告白するつもりだったけど、買ったネックレスもそっとしまった。
うちにいるってことだけで戸惑ってるのに、さらに困らせたくない。
だけどもう限界。
ただ抱きしめたい。
好きで仕方ないんだって伝えたい。
余裕なんか1ミリもなくて声が震える。
だけど紗知からほんとの気持ちを聞いてその目から涙がこぼれたとき、もう二度と離さないって誓った。
キスしていい、って言葉の意味わかる?
この先、止まれなくても文句は言えないってことだよ?
紗知は俺だけのもんって、もう痛いくらいわかってるはず。
俺に会えなくてどんくらい寂しかったか聞かせてよ。
手のひらの体温思い出して、そんでまた覚え直して。
「もう離れたくない」
ベッドの上で指を絡めて、紗知の手をシーツに縫い付けた。