極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な愛し方


上から覆い被さるように迫られて、ほんとにもう、どうしていいかわからない。


「こんなに好きなのは俺だけなんだ?」


「だから、あんまり好き好き言うのは……」


やめてよ~!
そうやって惑わすのやめて。



男子なんてこっちは二次元でしか知らないんだから、自分とナツ君のサイズ感の違いにも、そのぶれない視線にも耐えられそうないよ。



こんなの意識するなっていう方が無理。わかっててそういうことしてるんだよね?
からかって、反応見て楽しんでるよね?



目をぎゅっとつぶって、これは妄想世界のことだって思い込むしかない。
私の人生に、男の子から壁ドンされる日が来るなんて思わなかったんだもん。



みんなが胸キュンの古典芸能だ、無形文化財に指定されるべきだってはしゃいでて、ふーん、そうなんだ。
って思ってたけど、その意味が今やっとわかった。
もう心臓が止まりそう。


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