極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な愛し方
「目つぶってないでちゃんと俺のこと見てよ。そんなんじゃ何も描けないだろ?」
「へっ?」
そう言われて初めてナツ君をまっすぐに見た。
「これ、私のため?」
「どんな俺も好きに描いていいよ」
女の子目線の男の子。
今まで思い付きもしなかった構図が浮かぶ。
すごい。
そんなアイディア閃いたことない。
「……いいの? 目に映ったもの全部描いちゃってもいいの?」
「好きなだけ、なんでもどうぞ」
許可、下りちゃった。
かっこいい男の子の絵しか描けなくなったらどうしよう、というしょうもない不安まで芽生えた。
「いつでも頼って、紗知のためなら俺何でも頑張れるから」
「それは……恋愛ドラマやりすぎなのでは?」
「ここには紗知と恋愛しに来たつもりだけど?」
過激すぎる発言ラッシュに、体は熱くて骨抜き状態。
「人で遊ばないでよ~」
「なんで腰抜けてんの?」
ナツ君の腕に抱きとめられてキャパオーバー。すでに瀕死です。