極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な愛し方
さすが芸能人。
自分の魅力をちゃんとわかってて、それを最大限に活かして……遊んでるよね?
「じゃあ問題。これから夜までハードワークの俺がしなきゃいけないことはなんでしょうか」
近くで目覚まし時計の秒針が進む音がする。私の心臓の音の方が全然早い。こんなゼロ距離でなんでそんなに楽しそうにクイズ大会できるの?
「朝ごはんを食べる、でしょ」
「残念。正解は紗知を食べるでした」
低い声が耳のすぐ近くで聞こえて頭が変になりそう。抱き枕にされてるし、絶対こういうの慣れてる。
からかうのやめてよ、って怒りたいのに何もしゃべれない。
心臓の音がうるさいし、思考回路はとっくに壊れてるから。
しかもいたずらは、これで終わらなかった。彼の指が制服の上から背中をつつ、っと滑っていく。