TRUMPゲーム
それを聞いた少女の目からは悲しみが消えたような気がする。

「そうだよな!!ありがとう!!…………………名前なんて言うんだ?」


「アデル・ワード です。ついでに9歳でここに来るまでは王宮科学者をやっていました。」


この会話を聞いてアリスちゃんは思い出したかのように言う。
「みんな〜♪どこでもいいから1回座って☆お食事しながら自己紹介でもしましょ〜」

「お食事!!!やったー!!みんな早く座って食べるぞ!!」

アリスちゃんと少女の声を合図にみんなが動き始める。


私も席に座るとさっきの眼帯の青年が隣に座っていた。

そして彼も直ぐに私の存在にきずいた。

「あっ、またお会いしましたね。」

そう言うと彼は柔らかい表情を浮かべた。


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