極上パイロットが愛妻にご所望です
「ふたりとも勤務が不規則だから、会う時間限られていない? 大丈夫?」
「思ったよりゆっくり会えないかな……同じフライトで現地デートしていた久美がうらやましいって思っちゃう」
私がポツリ漏らすと、久美は急に顔を曇らせた。
「付き合っているときのほうがよかったわよ。今は一緒のフライトになることはなくなっちゃったし」
彼女なりに不満があるみたい。城田機長がフライトから帰ってきても、久美が仕事で、すれ違いも多々あるという。
「この際、私たちに不満をぶつけちゃっていいよ」
友莉子がポンと胸を叩き、グラスを開けてから手を挙げて店員を呼び、デキャンタで持ってくるように頼んでいる。
飲み進める中、友莉子はコーパイ真木さんとの話をした。忙しい彼とほとんど会えないことから、今では連絡を取り合っていないそう。
「ハイスペックでなかなかのイケメンだったから、このまま終わらせるのはもったいないと思うんだけどね……好きになったら、頻繁に会えないのは耐えられそうもないから」
友莉子は次の恋に期待をするみたいだ。
そこへテーブルの上に置いてあった久美のスマホが振動した。
「思ったよりゆっくり会えないかな……同じフライトで現地デートしていた久美がうらやましいって思っちゃう」
私がポツリ漏らすと、久美は急に顔を曇らせた。
「付き合っているときのほうがよかったわよ。今は一緒のフライトになることはなくなっちゃったし」
彼女なりに不満があるみたい。城田機長がフライトから帰ってきても、久美が仕事で、すれ違いも多々あるという。
「この際、私たちに不満をぶつけちゃっていいよ」
友莉子がポンと胸を叩き、グラスを開けてから手を挙げて店員を呼び、デキャンタで持ってくるように頼んでいる。
飲み進める中、友莉子はコーパイ真木さんとの話をした。忙しい彼とほとんど会えないことから、今では連絡を取り合っていないそう。
「ハイスペックでなかなかのイケメンだったから、このまま終わらせるのはもったいないと思うんだけどね……好きになったら、頻繁に会えないのは耐えられそうもないから」
友莉子は次の恋に期待をするみたいだ。
そこへテーブルの上に置いてあった久美のスマホが振動した。