雨のリフレイン
看護師達は、そんな柊子を可愛がってくれた。


「柊子ちゃん、どら焼きあるけど、食べる?」
「あ、食べたい!
宿題しながら食べます」


看護師が休憩に利用するスペース。
柊子はその隅っこで、静かに宿題をしながら、母の仕事が終わるのを待つ。


「あー疲れた〜」


そこへまだ若い看護師がやってくる。


「あ、柊子ちゃん、美味しそうね。私も食べよ」
「じゃ、お茶、入れます!」
「ありがとう、柊子ちゃん」


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