雨のリフレイン
圭太がカメラを構える。最初の写真は、まだ良かった。だが、向きを変えて写真を撮ろうとすると、信子の足は震えて、立っていられない。
「お母さん、大丈夫?写真、もういいでしょ?車椅子に乗ろう」
「いや。せっかくの柊子の晴れ姿だもの。自慢の娘だもの。もっと撮りたい」
「だって立っていられないでしょ?」
「じゃ、こうしよう」
そこへ洸平がやってきて、信子を支えてくれた。
「山崎君、急いで撮ってくれ。長くは立っていられそうにないから」
「あ、ハイ。じゃ、撮ります!笑って!!」
圭太がシャッターを切る。と、すぐに信子は、フラフラとひざから崩れてしまう。
洸平が体を支えている間に、柊子が車椅子を用意して、二人で信子を座らせた。
「ね、見て。水上先生が八坂さんと写真撮ってたわ」
「えー、私も撮ってもらいたい!!」
周りからそんな声が聞こえてきた。
「すまない。急病人を運ぶから」
洸平は近寄る学生達を振り切り、信子の車椅子を押して病院へと戻っていった。
「お母さん、大丈夫?写真、もういいでしょ?車椅子に乗ろう」
「いや。せっかくの柊子の晴れ姿だもの。自慢の娘だもの。もっと撮りたい」
「だって立っていられないでしょ?」
「じゃ、こうしよう」
そこへ洸平がやってきて、信子を支えてくれた。
「山崎君、急いで撮ってくれ。長くは立っていられそうにないから」
「あ、ハイ。じゃ、撮ります!笑って!!」
圭太がシャッターを切る。と、すぐに信子は、フラフラとひざから崩れてしまう。
洸平が体を支えている間に、柊子が車椅子を用意して、二人で信子を座らせた。
「ね、見て。水上先生が八坂さんと写真撮ってたわ」
「えー、私も撮ってもらいたい!!」
周りからそんな声が聞こえてきた。
「すまない。急病人を運ぶから」
洸平は近寄る学生達を振り切り、信子の車椅子を押して病院へと戻っていった。