*続*不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
本当なら、今日は明莉の誕生日で、二人で外食をして可愛い明莉を思う存分甘やかしてあんなことやこんなことをして…。

恥ずかしそうに顔を赤くする明莉の顔を思い浮かべると今の状況が煩わしくて仕方がない。

なんで俺はこんな興味がない女を相手にしなければいけないんだろうか。

そもそも片瀬さんには同棲している彼女がいるし、俺は既婚者だ。

俺たちにアプローチするなら、独身で彼女がいないフリーな奴等は営業所内にたくさんいる。

だからこの席と代われと後輩たちを睨んでいるが、やつらもこの女、浜谷が苦手らしく俺と目を合わせないようにしてやがる!

ったく!!
どいつもこいつも!
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