俺様御曹司の専属メイドになりました
それにしても夢のような時間だったな。

すごく楽しかったし、ドキドキした。

まさかキスされるなんて思わなかった。

まだ響の唇の感触が残ってる。

柔らかくてふにゃっとしてて。

あたし……何考えてるの?

「ああ!!」

落ち着こう。

大丈夫だから、忘れよう。

深呼吸してみたけど、全然忘れられない。

むしろ思い出しちゃう。

「響のバカ」

「俺が何だって?」

「ぎゃあ……んごっ」

あたしの部屋に入ってきたもんだから、驚いて叫びそうだった。

響は本来ここにいちゃいけないから、バレないようにしないと。

「響、寝たんじゃないの!?」

「お前のせいで眠れない」

あたし、何かしたっけ?

「……お前の唇、柔らかすぎ」

は!?

「この変態っ!!!」

こいつもあたしと同じこと考えてたなんて。
< 190 / 247 >

この作品をシェア

pagetop