俺様御曹司の専属メイドになりました
はっ!?

そういえば、話が変えられてる。

「って、違う!!響にとって、あたしはどんな存在か聞きたいの!!」

「……本当に聞きたい?」

響はあたしを試している。

実は聞きたくない。

さっき、そう思った。

でも……。

「お前は逆に俺のこと、どう思ってんの?」

どうって、そりゃあ好きだよ。

あたしは響のことが大好き。

そう言おうとしたけど、言えなかった。

だって、響のお母さんの言葉がよぎったから。

そうだよ、あたしは一庶民で響の専属メイド。

だから、好きなんて言っちゃいけないんだ。

「…主人以上、恋人未満かな」

こんなことしか言えないなんて。
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