俺様御曹司の専属メイドになりました
そうだったんだ。

響にとって、あたしは都合のいい女。

他の人と違うからって理由であたしにキスしてきたんだ。

「言っとくけど、お前が想像してることじゃないからな」

こいつはあたしの頭の中が見えるのか?

「……何があるのよ」

「それは……」

聞きたくない。

直感的に思った。

「言わなくていい」

あたしはうつむいた。

「昨日のお前、ちゃんと女だったよ」

あたしはいつでも恋する乙女です!!

「……でも、マジで俺以外の男にああいう顔すんなよ?」

「出来ないからっ」

響以外、こんなことしてこないわよっ!
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