俺様御曹司の専属メイドになりました
響のお母さんとお父さんが出会ったのは高校生の時だった。

お父さんはあたしみたいに貧乏な庶民。

お母さんは藤堂家のお嬢様。

どう考えても結ばれることはなかった。

でも、お父さんは響とあたしが通ってる学校に首席で合格した。

だから、入学金も授業料も無料だった。

お父さんも初めのうち、庶民だからという理由でいじめられた。

そんなとき、お母さんが助けてくれたらしい。

「あなた、大丈夫?」

「はい。ありがとうございます」

逆境に負けない笑顔を見せたお父さんにお母さんは惚れたそうだ。

それからは早かった。

行動派のお母さんはお父さんとたくさん関わり、距離を縮めていった。

そして、クリスマス。

「僕は君のことが好きだ」

「私もあなたのことが好き」

二人は結ばれた。
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