俺様御曹司の専属メイドになりました
でも、身分の壁は厚かった。

当然、お母さんの両親に反対された。

「こんな庶民と付き合って、うちをどうするつもりなの?」

「お前はうちと提携してる会社の御曹司と結婚させる」

何を言っても聞いてくれなかったらしい。

「嫌よ。私は彼しか嫌」

ある日、両親にこう言われたそうだ。

「一度、その彼を連れてきなさい」

嫌だったけど、渋々家に招き入れた。

お父さんは制服で来た。

「ごめん。うちにはこれしか君に相応しい男になる服がなかった」

「いいのよ」

お父さんを両親に会わせたとき、とても驚かれたそうだ。

「この人は首席で合格した超エリートなのよ?」

「そうなのか」

お父さんはお母さんの両親がする難しい話にも付いていけた。

両親はこの人ならいいかもと思ったらしい。
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