隣の部屋のお兄ちゃん



「責任取ってよね」

「えー、」

「あたしのはじめてあげたんだからね!」

「さっちゃーん……?」


いつか"結婚して下さい"って。
陽斗くんの方から膝まづかせてやるんだから。


顔を真っ赤にさせて、こんな困った陽斗くんはあたししか知らない。




と、思う──。





―FIN―

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