皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした
気がつけば朝になっていて。
殿下が眠る隣で目覚めると、何も着ていない私の身体。
しっかりと布団に包まれ、更に部屋には暖房が入っていて。
殿下の優しいところにまた触れた気がする。
早く服を着ようとソッとベッドを抜け出し、目に入ったバスローブを手にした時、私の目に入ったのは無数の赤い何か。
首に、胸に、お腹に、足に…。
これ、なに…?
腕にまである。
その時、気配を感じてバスローブを慌てて羽織った。
「で、殿下…」
寝起きの殿下が、そのまま私を抱きしめた。
機嫌、とてもいいみたい…。
朝は基本的に殺人鬼の目をしているのに。
「どうだった?」
「な、なにがですか…?」
「俺のキスマーク」
「は…?」
「遊ぶと言ったのに、寝たアリスが悪いのだぞ?だから、寝てるアリスと遊んでやったのだ」
「えっ、キスマークって…?」
「コレ。強く吸えば着く」
首の赤い痕をトンっと指さされた。
あの、全身の赤い痕跡ですかっ⁉︎
殿下が眠る隣で目覚めると、何も着ていない私の身体。
しっかりと布団に包まれ、更に部屋には暖房が入っていて。
殿下の優しいところにまた触れた気がする。
早く服を着ようとソッとベッドを抜け出し、目に入ったバスローブを手にした時、私の目に入ったのは無数の赤い何か。
首に、胸に、お腹に、足に…。
これ、なに…?
腕にまである。
その時、気配を感じてバスローブを慌てて羽織った。
「で、殿下…」
寝起きの殿下が、そのまま私を抱きしめた。
機嫌、とてもいいみたい…。
朝は基本的に殺人鬼の目をしているのに。
「どうだった?」
「な、なにがですか…?」
「俺のキスマーク」
「は…?」
「遊ぶと言ったのに、寝たアリスが悪いのだぞ?だから、寝てるアリスと遊んでやったのだ」
「えっ、キスマークって…?」
「コレ。強く吸えば着く」
首の赤い痕をトンっと指さされた。
あの、全身の赤い痕跡ですかっ⁉︎