皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした
キスして、キスして、しまくって。
触れるか触れないかの、もどかしい感じ。
ナイトドレスのリボンを解けば、ガチガチに固くなったアリスの体。
ゆっくり下げた肩口にキスをして、痕を残す。
首筋を撫でれば、ビクッとさらに強張る体。
「アリス?」
「はいっ‼︎」
「そんなに怖いか?」
「こ、怖いです…。経験のないことは…何でも怖いです…」
「俺が相手でも、か…?」
「えっ、そ、そう…ですね…。殿下が…相手ですね…」
手を伸ばしたアリスは、ギュッと俺の頭を抱きしめた。
心臓の音がドクドクと鳴り、アリスの緊張が伝わってくる。
フゥーっと息を吐いて、手を離したアリスは俺の顔を包み、触れるだけのキスをした。
「怖く、ないです。殿下…フィンリューク様が、相手なので」
真っ直ぐ俺の目を見てそう言ったアリスに、心を全部持って行かれた気分になった。
腹、苦しい…。
触れるか触れないかの、もどかしい感じ。
ナイトドレスのリボンを解けば、ガチガチに固くなったアリスの体。
ゆっくり下げた肩口にキスをして、痕を残す。
首筋を撫でれば、ビクッとさらに強張る体。
「アリス?」
「はいっ‼︎」
「そんなに怖いか?」
「こ、怖いです…。経験のないことは…何でも怖いです…」
「俺が相手でも、か…?」
「えっ、そ、そう…ですね…。殿下が…相手ですね…」
手を伸ばしたアリスは、ギュッと俺の頭を抱きしめた。
心臓の音がドクドクと鳴り、アリスの緊張が伝わってくる。
フゥーっと息を吐いて、手を離したアリスは俺の顔を包み、触れるだけのキスをした。
「怖く、ないです。殿下…フィンリューク様が、相手なので」
真っ直ぐ俺の目を見てそう言ったアリスに、心を全部持って行かれた気分になった。
腹、苦しい…。