―――桜田門―――
あれから、ずっと連は眼を覚ましたものの、警察官は眼を覚めた事に、かなり喜んでいた―――。
だけど、ひとつ問題が起きる―――。姉が行った時、彼女は荷物を持ってきていた。彼女の部屋はもぬけの殻だった―――。何処に行ったのか、医者と看護師と警察は随分、心配していた―――。
彼は必至に彼女の生きそうな所で、直ぐに向かった―――。落ち込んだ時には、必ず御じい様の家でもあった、古びた廃墟があった―――。そこの家の中で、暫く、休んでいた。傷はなく、腹はも既に、抜糸をしていた―――。彼女は泣いていた―――。もう御じい様に会えない気がした。
御じい様は時々、この家に帰ってきており、彼女は雪の中で、一緒に来てくれる―――そう思う。
そう思っていた―――だけど、最後に見たのは、この時であり、彼女は良い、予感がする―――。
―――良かった・・・連・・・助かって―――。お前なら・・・全うに生きられる・・・その命を無断にするな―――。警察を辞めてはいけない。警察はお前を必要としている―――。
彼女はそのメールを見て、泣いてしまったーーー。警察官として、生きるのは大変でもある。
警察官として、あの時、御じい様が言っていたことを思い出し、優斗はずっと好きだった―――。
『―――れ・・・連・・・目を覚ました・・・良かった・・・』
―――ほ・・・本当に・・・良かった―――
連は一人でも街を歩いており、誰もがこちらに視線を向けた―――。自分の意思なく、徘徊していた。此処の家に着いてきた時、何かが足りない―――。彼女も何処へ行ったらいいか、わからない―――。後遺症が残ってしまったのだろう―――。
警察の皆は、彼女を追う事にした―――。彼女はずっと好きだった―――。
警察の仕事をして、罪を起こした犯人の心も救う事もあるかもしれません―――。
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