元姫と隠された真実Ⅲ


前回、私が瑞希に捕まった時長い長い時間をかけて帝は私を逃がしてくれた。
私は、自分一人では逃げたくなかったけど、いつか迎えに来ると言う約束をして帝と別れ私一人で逃げた。


「帝…」
「どうした、沙羅」


優しい笑顔でふわりと微笑みながら帝は私に聞いた。


「帝は、辛くない、?」


そう問いかければ、帝は少し動揺したような顔をして再び微笑んだ。


「辛いこともあるけど、大丈夫だよ」


だって、瑞希は…、
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