Until the sun appears 〜 暗い世界で 〜

「知らないも何も、初対面ですし…」

私がそう答えると、さっきまでの笑い声がなくなり、再び沈黙が訪れた。

周りの人達は顔を見合せ、苦笑いを零している。

「…はぁ、めんどくせー。
おい、孝。こいつに説明しろ。」

「りょーかい。」

駿斗?がそう言うと、ミルクティー色の男が返事をし、私の目の前に座り込む。

「えっと、麗奈ちゃんだっけ?
龍神って聞いたことない?」

ミルクティー色の男の質問に言葉が詰まる。

頭を鈍器で殴られたような衝撃。

心臓が不快な音を立て、上手く息ができない。

「えっとー…大丈夫?」
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