あなたの隣にいてもいいですか
15.告白
映画を見ながらなんか食べようよ、と軽食を買って映画館に入る。映画が始まる前から、空調が効きすぎていて大雅君がかなり寒がってひっついてくるので、腕を組んだまま映画を見た。

映画が終わると今日、この後少し時間良い?と聞かれすっかり暗くなっていたが、海で車を止めた。手を引かれて少しあるくと、座ろうか、と堤防の手前に並んで座る。

大事な話があるんだ、と、大雅君が呟いた。

留学の話・・・だよな、と、確信する。

「俺ね、12月で会社やめて、一年間、留学することにしたんだ」

「・・・そう、なんだってね。りえちゃんから聞いてたよ」

「りえ?!・・・りえが、茉実ちゃんに言ってたとは思わなかったな。そっか、茉実ちゃん、知ってたんだ。
知ってて、知ってたから、あと少しだって分かってたから俺が誘うといつも会ってくれてたの?」

「そうだよ・・・」

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