あなたの隣にいてもいいですか
「茉実ちゃん・・・俺、本当は今日、あわよくば、茉実ちゃん連れて帰って朝まで一緒にいようかと思ってたのに。今日がダメなら、週末の約束取り付けようと思ってた」

私だって、京都の夜みたいに一晩中、大雅君の腕の中で眠りたかった。留学までの間に、あと何回そんなことができるかな?と想像したりしてた。だけど、そんなことしたら離れがたくなるだけだ。

「大雅君、ありがとね。好きだよ。」

大雅君の顔がグシャっと歪み、ガタっと椅子から立ち上がるとテーブルを乗り出して私の後頭部をつかみ噛みつくようにキスしてきた。

まさかこんなに人が多いカフェでそんなことをされると思わず一瞬動きが止まってしまったが、すぐに我に返り大雅君から離れると

「俺も。茉実ちゃん大好き。」

悲しそうに呟いた大雅君に、

「半年たったころ、早めの夏休み取って一度遊びに行くよ。行ってもいい?」 

「待ってる。絶対に来て」

そう言って、少し笑ってくれた。

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