闇色のシンデレラ
SIDE 志勇
「なんだこいつら……邪魔だな」
マンションの駐車場に入る直前。
まさにシャッターを開けてこれから中に入ろうというところ、颯馬のつぶやきにふと顔を上げた。
入口付近を塞ぐように、2台の単車が蛇行運転をしていた。
剛がクラクションを鳴らすが、一向に動こうとしない。
「仕方ないっすね……」
見かねた剛が叱ろうと運転席のドアを開けた、そのときだった。
ダァン───
鼓膜を裂くような発砲音が真近でしたかと思うと。
「ぐっ……!」
外に出ようとしていたはずの剛が脇腹を押さえて車内に戻ってきた。
車内に血が飛び散る。
いや、戻ってきたのではない。撃たれた衝撃で戻されたのだ。
「剛!?」
それはあまりにも突然すぎる奇襲の始まりだった。
「なんだこいつら……邪魔だな」
マンションの駐車場に入る直前。
まさにシャッターを開けてこれから中に入ろうというところ、颯馬のつぶやきにふと顔を上げた。
入口付近を塞ぐように、2台の単車が蛇行運転をしていた。
剛がクラクションを鳴らすが、一向に動こうとしない。
「仕方ないっすね……」
見かねた剛が叱ろうと運転席のドアを開けた、そのときだった。
ダァン───
鼓膜を裂くような発砲音が真近でしたかと思うと。
「ぐっ……!」
外に出ようとしていたはずの剛が脇腹を押さえて車内に戻ってきた。
車内に血が飛び散る。
いや、戻ってきたのではない。撃たれた衝撃で戻されたのだ。
「剛!?」
それはあまりにも突然すぎる奇襲の始まりだった。