闇色のシンデレラ
駐車場にいたわたしたちは、その音に足を止めた。


しんとなる駐車場。しかしすぐに同じ音が2回。


3発の銃弾が、マンションのすぐ近くで繰り出された。



「……なんだ」

「銃声……?」



その直後、シャッターは不自然に、3分の1ほど開いて止まった。


何が起こってるの?


……まさか黒帝が?いや、理叶たちの様子からしてそうではない。


だめだ、考えてるひまなんてない。



「壱華、行くな!」



わたしは外めがけて一目散に駆け出した。



「待て!」



理叶と光冴に追われ、シャッターから這うように出た先、想像を絶する光景に目を疑った。
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