真田くんはプレイボーイ
五限目は真田くんはいなかった
「えー聡志どうしたんだろう」
「ね、サボりかな」
「保健室で見たって子いるよ」
「この授業終わったら押しかけようよ!」
おいおいやめろよ
病人だぞバカタレ
「いいじゃん!いこいこ!」
「驚かそうよ!」
小学生か!
てか、ほんとにやめた方がいいと思うんだけど
真田くん結構辛そうだったし
私なんかにありがとうって言っちゃうくらいだから
こ、ここは彼女として言うべきだよね…
「あ、あの!」
「…は?」
「何?」
こうぇこうぇ
「えっと、あの、真田くん、具合悪そうなので…休ませてあげた方がいいと思います!」
言った!言ったぞ!私!おめでとううう!
「は?なにそれうざ」
「彼女気取りとか無いわぁ」
え、ええっ!?
「いや、アンタに聡志のなにがわかんの?」
「勘弁してよまじでw」
え、ええ
なんか思ってたのと違うんだけど!?
「おいそこ!授業中だぞ!」
あ、そうだった
「北野さんがぁ喧嘩売ってきましたぁ」
へーーー!?
「わかったからやめろ、静かにしてろ」
いやわからないでよ!先生!?
真田ガールたちはクスクスと笑っている
いやまじか
頑張った意味がなかった
うわあああんさきちゃーん!
さきちゃんに視線を送ると
「どんまい」
と口パクで言われてしまった
うおい!さきちゃん!