幼なじみからの溺愛

私たちは手を離すと、自分の席に座った。


授業の準備をしていると、

美紀がコソコソと言ってきた。


「ねえねぇ、天音!」


「なにっ...?」


「...昼休み...、ちゃんと教えてね...?」

美紀にそう言われ私は、

「うんっ...わかった」

と、言った。
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