世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ




泰成さんと真理亜は途端に喧嘩をやめて、ぐるりと京子に顔を向ける。



「「天才やで!!」」



2人の声が綺麗にハモった。



「結城は頭ええなぁ!!」

「京子は天才越えて神様や!!」



京子に拍手をする泰成さんと真理亜。
…2人の喧嘩がおさまって、ほっと一安心。






「野郎はこっちや!!!」



それからラーメン屋さんに入っていく泰成さん。



「花莉!京子!明日葉はこっちや!」



と言ってカフェに入っていく真理亜。



「京子、終わったら迎えに行くから連絡頼む」

「りょーかい」



お店に入る前に竜二さんと京子がそう会話しているのが耳に届いた。

…あれ?明日葉は……



ふと気づいたこと。
さっきまでいたはずの明日葉がいない。



きょろきょろと辺りを見渡してみたら……
『ソフトクリーム販売中!』と大きな旗が立っているキッチンカーの前で、足を止めていた明日葉。




「明日葉!!こっち!!」




私は慌てて明日葉の手を引っ張って、カフェに連れていく。




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