世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ
カフェの中にみんなで入ると、甘い香りが鼻腔をくすぐる。
ここのお店はパンケーキが人気みたいだから、バターとシロップの香りだろうか。
いい匂い。
それに綺麗なカフェだなぁ…
店内の壁は綺麗なクリーム色で、椅子は淡いピンク色、テーブルとソファは白でパステルカラーが多く目につく。
女の子に人気なのか、店内のお客さんはほとんど女の子。たまにカップルで来ている人もちらほらと見かける。
店の奥へと足を進めると、
「こっちや!!」
真理亜がにこにこ笑顔で手を振る。
「お待たせ!」
私は真理亜の目の前に、明日葉は私の隣に、京子は真理亜の隣に腰を下ろした。
「ここのメニュー見たんやけど、どれも美味しそうやで!!」
真理亜は瞳を輝かせながらメニューを見せてくれる。
メニューには、パンケーキだけではなくサンドイッチやパフェもあって種類豊富だった。でもやっぱりパンケーキが一番人気みたいで、大きく写真が載っている。
どれもすごく美味しそう。