世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ
「花莉!!!プール鬼ごっこしよう!!!」
突然笑顔でそう言った明日葉。
プール鬼ごっこ!?
た、楽しそうだけど…
「わ、私…泳げないよ?」
「泳ぐのは禁止で歩いてやろう!!」
「わ、私…歩くのも遅いと思うよ…?」
「あたしが鬼やる時は花莉と1番遠いとこからのスタートにするし、花莉が鬼の時は10数えたらすぐに追いかけてきていいよ!!」
そ、それなら…
大丈夫そう…かも。
「お手柔らかにお願いします…っ!」
明日葉はきっと歩くのも早いと思うけど、ハンデをたくさんもらったから頑張ろう。
「やったー!!じゃあ最初の鬼はじゃんけんで決めようっ!!勝った方が先に鬼ね!!」
「うん!」
「「最初はグー!じゃんけんぽんっ」」
明日葉はパーを出し、私がグーを出して。
まずは、明日葉が鬼。
「じゃあ花莉はここからスタートねっ!!あたしはあっちからスタートする!!」
ここから1番遠い対角線上の角を指さして、明日葉はすごい速さで泳いでいく。